ロゼッタ

1999年のベルギー・フランス映画。
ダルデンヌ兄弟の監督作第二弾であり、1999年のカンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞し、更に主演のエミリー・ドゥケンヌが女優賞を勝ち取った。

トレーラーハウスで母親と二人暮らしをしているロゼッタは、ある日働いていた工場を突然クビになってしまう。彼女は持病の腹痛と戦いながら必死で生活しようとするが、なかなか思うようにいかない。

おすすめ映画情報

メインキャスト

ロゼッタ: エミリー・ドゥケンヌ
リケ: ファブリッツィオ・ロンギーヌ
アンヌ・イェルノー
オリヴィエ・グルメ

評価

貧乏少女、はじめての涙

投稿者:SWEET BABY 投稿日:2003-10-18 23:37:31

飲んだくれの母親のもと、嫌でも貧しい生活を強いやられてきた少女。荒んだ生活のせいか、性格はまったく可愛げがない。素直じゃない。つらいと言えない。人に頼ることも知らない。やっとできた友人も裏切ってしまう。わたしはロゼッタの苦し生活より、まずはこの可愛げのない性格をなんとかしたほうがよいぞ・・・・・という気持ちで見てた。
だから、わたしはロゼッタがこの映画のラストで見せた涙は、この物語をハッピーエンドとして締めくくっていると考えた。だってロゼッタが初めて人に心を開いて映画が終わったんだから。ロゼッタにとっては大きな一歩と言ってもいい。
それにしても地味な映画だったな。バックミュージックはおろか効果音もないし、もちろん美男美女も出てこない。ストーリーはいたって単調。だけど、この地味で華やかさもまったくないこの映画を93分もあきずに見続けた、むしろいつのまにかジィーっとロゼッタを見守っていたことに気づいたのはエンディングロールが流れてから。やはり、ただの地味な映画と片付けられないんだな、これが。ただ、見る側にしてみればもうちょっと色んな展開がほしかったな~というのも本音であります。
ビクビクと慣れないダンスをするエミリー・デゥケンヌは演技と思えないほどリアル。手がグーだ。しかしジェボーダンのマリアンヌ役と同一人物と思えんな。女優さんはやっぱすごいね~

ありふれた日々

投稿者:S66 投稿日:2001-01-26 05:09:46
私が何気なくやり過ごしているありふれた日々を、自分の力だけで築く事って、なんて苦しくて貴重なものなんでしょう。
ロゼッタが最後に見せる表情・・・
心に染み入ります。

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